
My Context
AIに伝えたい、自分の背景情報を整理する。
好きなこと、避けたいこと、大切にしていること。
My Contextに残しておくことで、AIはあなたに合った答えを考えやすくなります。
「静かなホテルが好き」「年収より裁量」「専門用語は減らしてほしい」といった本人の言葉のカードが集まり、ひとつの束になって AI に渡される様子。人物写真ではなく、図解・イラスト寄りで。
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Problem
AIは、あなたのことを
最初から知っているわけではありません。
どれだけ高性能なモデルでも、本人の背景情報がなければ、返ってくるのは平均的で一般的な回答です。それは「AIの性能が足りない」のではなく、「あなたのことを知らない」だけかもしれません。
左:背景情報なし → 一般的で当たり障りのない回答。右:My Context あり → その人の前提を踏まえた具体的な回答。同じ質問文を上に置き、左右で回答だけが変わることが一目で分かる構図。
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Idea
AIから良い答えを引き出す力は、3つの掛け算でできている
プロンプトの書き方だけが語られがちですが、実際にはもうひとつ、自分の背景情報を整理しておくことが効きます。
良いAI活用=良いモデル×自分のコンテキスト×論理的な問いかけ
掛け算なので、ひとつでも欠けると全体が小さくなります。
モデルは誰でも同じものが使えるようになりました。問いかけ方も学べます。
残るのは、あなたにしか用意できない「自分のコンテキスト」です。
3 要素の掛け算を横並びで示す図。「自分のコンテキスト」だけを強調色にし、ここが欠けると全体がゼロになることが伝わるように。
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Context
「自分のコンテキスト」とは何か
AIが回答するときに知っておくと役立つ、その人固有の背景情報のことです。
好きなもの・嫌いなもの
反応の方向と強さ
大切にしている価値観
判断の土台になるもの
避けたい条件
提案から外してほしいこと
経歴や経験
これまで何をしてきたか
現在の目標
いま向かっている方向
家族や仕事などの状況
選択肢を制約する前提
過去の選択と、その理由
結果だけでなく理由まで
AIに望む説明の仕方
専門用語の量、結論の位置
判断するときに重視する基準
何を優先し、何を捨てるか
How it works
残して、整理して、渡して、見直す
- 1
自分に関する情報を残す
Webで見つけた文章を選んで記録する。思いついたことを直接書く。方法は問いません。
- 2
AIが整理を手伝う
ばらばらの記録を、意味のまとまりへ。ただし確定させるのは本人です。
- 3
必要な場面でAIへ渡す
どの情報を、どのAIに渡すか。選ぶのは本人。渡さない自由も残ります。
- 4
自分に合った回答を得る
同じ質問でも、前提が伝わっていれば返ってくる答えは変わります。
- 5
古くなった情報を見直す
状況は変わります。いま有効なものと、過去のものを分けて持ち続けます。
①自分に関する情報を残す ②AIが整理を手伝う ③必要な場面でAIへ渡す ④自分に合った回答を得る ⑤古くなった情報を見直す。⑤から①へ戻る循環であることを矢印で示す。
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Input
入力方法は、ひとつに限定しません
いまはWeb上の文章をマークする方法が中心です。ただし「マーカー」は情報を追加する手段のひとつであって、My Contextそのものではありません。
中央に My Context、周囲に 8 つの入力方法(Web選択/直接入力/AIとの対話から抽出/Obsidian/Google Drive・メモアプリ/過去の選択履歴/質問形式/好き嫌いの記録)をアイコンで配置。実装済みと構想中を色で分ける。
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First feature
最初の機能は「Context Marker」
Web上で見つけた「好き」「嫌い」「気になる」「避けたい」を、理由と時点とともに記録するChrome拡張機能です。Chromeウェブストアで公開しています。
Web ページ上でテキストを選択するとラベルボタンが現れ、サイドパネルに記録が一覧表示されている実画面のスクリーンショット。前身サイトの usecase.png を流用してよい。
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Where it goes
整理したコンテキストを、必要な場面へ
特定のAIに閉じた情報にはしません。渡す先は本人が選びます。
中央の My Context から、ChatGPT・Career-AI・旅行計画・商品選択・学習支援などへ矢印が伸びる。矢印の根元に「本人が選んで渡す」ことを示すチェックマークを置く。
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Principles
あなたの情報は、あなたのものです
My Contextは個人情報の集積になります。だからこそ、本人が持ち、本人が決められることを中核に置きます。
- 本人が保存内容を確認できる
- AIが勝手に確定しない
- 保存前に本人が承認できる
- 項目ごとに削除・編集できる
- どのAI・サービスへ渡すか本人が選べる
- エクスポートできる
- サービスをやめてもデータを持ち出せる
そしてもうひとつ。AIの推測を、本人の事実として扱わないこと。本人が登録した情報、本人が承認したAIの整理、AIが推測しただけの情報を、はっきり分けて持ちます。
Roadmap
これから作っていくもの
記録をMy Contextへ
好き・嫌い・気になる・避けたいを、理由と日時つきで保存する。カテゴリ分け、一覧、AI向けの要約まで。
入力方法を増やす
手入力フォーム、質問に答えて作るContext、AIとの対話からの保存、保存前の確認画面、Obsidianへのエクスポート。
外へ渡せるようにする
複数のAIへの出力、Context Me、Chrome拡張、外部サービス連携、有効期限と定期レビュー。
持ち運べるコンテキストへ
個人が自分のContextを持ち運べる仕組み。学校・企業向けのAIリテラシー教育。本人の許可を得て他サービスが参照する仕組み。
AI時代に、本当に差を生むもの
世界中の人が同じ高性能モデルを使えるようになったとき、差を生むのは、その人が自分のことをどれだけ整理し、AIへ適切に伝えられるかです。
My Contextは、汎用のAIを「自分に合ったAI」に近づけるための、本人由来の情報基盤を目指しています。まだ道の途中で、いまは記録を集める段階です。
