My Context
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Principles

大切にしていること

個人の背景情報を預かるサービスなので、機能より先に決めておかなければならないことがあります。ここに書いたのは、迷ったときに立ち戻る4つの論点と、機能を足すかどうかを決める判断軸です。

01

「何を保存すればいいか分からない」を放置しない

「自分の背景情報を入力してください」とだけ言われても、多くの人はそこで止まります。白紙を渡すのではなく、問いを渡します。

働くうえで大切にしたいこと
苦手な環境
好きな説明のされ方
過去に満足した選択
避けたい条件
現在取り組んでいること
AIに配慮してほしいこと
今後実現したいこと

02

変わりにくい情報と、変わりやすい情報を分ける

コンテキストには寿命の違いがあります。同じ扱いにすると、古い前提でAIが答えることになります。

変わりにくい情報

  • 長期的な価値観
  • 経歴
  • 苦手なこと
  • 説明方法の好み

変わりやすい情報

  • 現在の目標
  • 転職活動の状況
  • 旅行予定
  • 家族や仕事の状況
  • 今抱えている課題

そのために、記録ごとに持たせる項目

登録日時最終確認日時現在も有効か有効期限過去の考えとして残すか更新履歴
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変わりにくい情報と、変わりやすい情報の対比

左に変わりにくい情報(長期的な価値観・経歴・苦手なこと・説明方法の好み)、右に変わりやすい情報(現在の目標・転職活動の状況・旅行予定・今抱えている課題)。右側には有効期限や再確認の概念が付くことを示す。

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03

あなたの情報は、あなたのもの

My Contextは個人情報の集積になります。だからこそ、次の7つは機能ではなく前提として持ちます。

01

本人が保存内容を確認できる

何が保存されているのか分からない状態をつくらない。

02

AIが勝手に確定しない

AIは候補を出すところまで。決めるのは本人。

03

保存前に本人が承認できる

気づかないうちに増えている、という事態を避ける。

04

項目ごとに削除・編集できる

まとめて消すしかない、という状態にしない。

05

どのAI・サービスへ渡すか本人が選べる

渡さない自由を残す。

06

エクスポートできる

自分の情報を、自分の手元にも置いておける。

07

サービスをやめてもデータを持ち出せる

囲い込みで価値をつくらない。

04

AIの推測を、本人の事実として扱わない

ここが曖昧になると、サービス全体の信頼性が崩れます。情報の出どころを5つに分けて持ち、混ぜません。

本人が直接登録した情報

もっとも確度が高い。本人の言葉そのもの。

本人が承認したAIの整理

AIがまとめ、本人が「これで合っている」と確認したもの。

AIが推測した情報

候補。確定情報として扱わない。ここを混ぜないことが信頼性の中核。

過去の情報

いまは違うかもしれないが、判断の背景としては残す価値がある。

現在有効な情報

いまのその人を説明するもの。AIに渡す既定はここ。

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本人の事実とAIの推測を分ける 5 分類のバッジ図

①本人が直接登録した情報 ②本人が承認したAIの整理 ③AIが推測した情報 ④過去の情報 ⑤現在有効な情報。それぞれ色と形の違うバッジで示し、③だけは確定情報として扱わないことが視覚的に分かるように。

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Criteria

機能を追加するときの判断軸

作れるかどうかではなく、次の7つに照らして決めます。

  1. 1自分の情報を整理しやすくなるか
  2. 2本人が内容を確認・修正できるか
  3. 3AIに渡したときに回答の質が上がるか
  4. 4特定のAIや入力方法に依存しすぎないか
  5. 5古い情報や誤った推測を管理できるか
  6. 6個人情報を本人が所有・制御できるか
  7. 7My Contextという名前の器を狭くしないか